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新しいことを始めてもつい失敗する理由と3つの解決法(理由編

ダイエットをする、
日記をつける、
毎日一時間は勉強をする、

今回こそは今度こそはといいつつ長続きしないものがあなたにはありますか?

続ける習慣を身につけるのはとても難しいですよね。

急な予定が入って忙しくしているうちに続かなくなったり、
今日はいいか、なんて思っているうちに全く続けなくなったり。
わかっているつもりなのにいつも失敗してしまうことありますよね。
実は、これには脳の仕組みが関係しているんです。

人には理性と本能がある

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仕組みを説明する前に、まずはざっくりと理性と本能について説明します。

理性は “コントロールする力”

人間は 他の動物に比べ “理性” というものが強く存在します。

思考や創造性を司るその部分の割合は、だいたい脳の30パーセント。

ちなみに猫ならだいたい3パーセントくらい。
猿やチンパンジーで10数パーセントとされています。

・もっと食べたい!にブレーキをかける力
・ごろごろしたいとき、起きて頑張る力
・将来のために、今努力をする力

これらはすべて、理性が働くことによって可能となっています。

本能が主張してくる様々な欲求を一度保留し、コントロールする力が理性にはあるのです。

本能はすごく素直

じゃあ本能ってなんでしょう。

色々難しい説明は抜きにして、人間が “人間” に進化するずっと前から生き物として持っている素直な欲求、というとわかりやすいでしょうか。

さっき挙げた説明の中でいくと

・もっと食べたい
・ごろごろしたい
・将来じゃなく、今やりたいことをしたい

これらの部分が欲求、本能と言えるでしょう。

やりたいことをやりたい。

やりたくないことはやりたくない。

本能はとっても素直なんです

理性が絶対勝つ訳ではない

簡単に理性と本能についてお話ししました。

コントロールする、というと何でもできそうですよね。

じゃあなんで自分は新しい習慣が長続きしないんだろう。そう思う方も多いと思います。

ダイエット中なのに食べちゃった。

早起きしたいのにギリギリまで寝てしまった。

大切なのは、人間は “理性”という大きな武器を手に入れたけど、決して本能が失われた訳ではない。いつだって理性と本能はせめぎ合っているということです。

解決編に行く前にもう少しだけ、そんな本能の性格をご紹介したいと思います。

本能。2つの要求と1つの主張

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敵を知ることは勝負に勝つためにとても大切です。

理性でコントロールするべき相手の特徴をご紹介しましょう。

苦痛と快楽

本能としての脳は常に、私たちに2つの要求を求め続けています。

辛いことから逃れたい
快感を得たい

より優先されるのは辛いことから逃れたい本能です。

ちょっと考えてみると当たり前ですね。
誰だって辛いよりは辛くない方がいいです。

あえて辛い思いをすることで安心を得たいというタイプの方もいますが、これは2つ目の “快感を得たい” に当てはまるのでここでは割愛します。

まずは身の危険がなく、安心安全であること

これが生き物として絶対の要求です。

そして次に、快感を求めます。

脳は気持ちのいいことが大好きです。

自分の欲求が満たされると、脳には快楽物質が放出されます

これがとても強力なんです。
うっかり流されてしまうと各種依存症になってしまう場合もあるくらいです。

以上が、本能が求める2つの大きな要求です。

具体的に例えるなら、
仮にダイエットを始めたとして、

「我慢しなきゃいけないなんて耐えられない」
「これをお腹いっぱい食べたらどれだけ幸せだろう」

と囁いてくるのが、苦痛から逃れたい・快感を得たいという本能のささやきと言えるでしょう。

それが叶えば現状維持

そしてこれら2つが満たされると、本能としての脳は変化を嫌います

理性で何かを始めようとしても ”今まで無事生きてこれたんだからこれでいいじゃん”と信号を発するのです。

・試しに鉛筆でもお箸でも、いつもと違う持ち方をしてみてください。

それが正しい持ち方なので今日からそれでいきましょうと言われてすぐに納得できますか? 少なからず違和感はありませんか?

この違和感こそが、脳が嫌がっている信号です

もう一つ質問します。

不快な状態、辛い状態はどうしたいのが人間だったか覚えていますか?

そう、逃げ出したくなりますね。

気がつけば私たちは本能に従い、変化を起こさなくていい理由を “理性的な頭” で考え始めてしまうのです

私たちが何か新しいことを始めようと思っても失敗してしまう理由はここにありました。

最後に

一方、そんな自然な流れで挫折を経験してしまう人たちがいる中で、何かを新しく始め成功している人たちもたくさんいます。その差は一体なんでしょうか?

といったところでそこそこの長さになったので後半へ
  新しいことを始めてもつい失敗する理由と3つの解決法(解決編

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