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歌に芝居に話し方!上達のコツは言葉の距離感と声の大小!

緊張したり不安になった結果話す相手を見なかったり、見ないどころか言葉すら投げかけなかったりする場合があります。表現において距離感はとても大切です。ぜひ一度確認して、日頃意識してみてください。


 

こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。

あなたは人前で話す時、緊張したらどうなってしまいますか?

緊張している人ほど目の前の聞いてくれる人と目を合わせるのを避けたり、それどころか地面や中空に向かって喋り出したりしがちです。

 
生徒ねこ
目を合わせないのは敵意のない証拠!


……
猫はそうらしいけど。

人間がスピーチや講演、お芝居でそれをやってしまうのはあまり良くありません。台本をただなぞっているだけに聞こえたり、下手くそな芝居に見えてしまいます。

緊張する人ほど、不安や失敗を気にするよりも距離感を意識してみてください。それだけでだいぶ聞こえ方が変わります。

音声配信などをされる方は合わせてこちらの記事もチェックしてみてください。

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ステップ1、近いと遠い


ステップ1は簡単です。近いところから順番に『おーい』と声をかけてみましょう。

 
生徒ねこ
誰に?


友人がいると思って声をかけます。

目の前にいるなら、
1歩距離が離れたら、
メートル離れたら、
5メートル離れたら、
10メートル離れたら、
20メートル離れたら、

それぞれどういう風に声をかけるか試してみましょう。

自分でやってるつもりでは意味がありません。

この呼びかけなら絶対に振り向いてもらえるという確信が持てるまで練習してみてください。

ステップ2、声の大きさを操る


距離感を意識できるようになったらステップ2、声の大きさです。

 
生徒ねこ
遠いほど大きくじゃないの?


基本はそれで構いません。

しかし、今度は応用みたいなものです。

例えば飲食店で人を呼ぶ場合。フォーマルな場所で手だけあげれば気づいてもらえる場合もあれば、カジュアルな場で大声で店員さんを呼ぶ場合もあります。

では、
フォーマルとカジュアルの真ん中くらいのお店でとても静かな場所だった場合どうなるでしょう?

 
生徒ねこ
……


人によるので正解はありませんが、例えば、遠くの店員さんに向かって『手を上げつつ小声で呼ぶ』なんて場合が考えられます。

実際に話し方やスピーチで考えると『会場の一番奥まで言葉は届けるけれど、マイクを使ってわざと大切なキーワードを小声で演出する』といったテクニックも考えられます。

逆に熱い気持ちで自分の心情を吐露するような場合は、距離感はとても近いですが大きな声を出す場合もあると思います。

言葉の距離感と声の大小は決してイコールではありません。

この事実を頭の隅に置いてしっかり練習してみてください。

ステップ3、言葉の距離感と表現の距離感


最後は “二つの距離感” の意識です。

これに関してはなかなか難しいのでまずはステップ1とステップ2を徹底的に練習してみてください。

とても抽象的な表現ですが、最後は表現を会場のどこまで届けるかです。

例えばエピソードトークをしていて、思い出すように話すと言葉の距離感は独り言に近くなります。そのとき、そのエピソードトークをどこまで届けるかが大切です。

単なる独り言なのか、独り言だけど会場いっぱいに届けるのかなどを意識するだけで、聞いている側があなたの表現を『聞きにいっている』のか『自分のところまで届けに来てくれているのか』という印象が変わります。

 
生徒ねこ
急に難しい…


これに関しては歌の方が意識しやすいかもしれません。

『かえるのうたが聴こえてくるよ』という世界観の表現と、その表現を会場いっぱいに届けようとする意識。

これだけで不思議と表現力というものが何割増しかアップします。ぜひ試してみてください。

緊張する原因の一つは色々考えすぎていることにある


緊張の理由は様々です。しかし、不安や緊張から頭が真っ白になってしまう人はある意味共通して、脳を自動運転で悪い方向に任せてしまっているとも言えます。

ちゃんとやらなきゃ

失敗したくない

怒られたくない

みんなが私を見てる

様々なことが気になってしまい、気になるがままに気にしてしまい、いつも通りのことができなくなってしまいます。

もちろんメンタルの問題が関わってくるので絶対ではありませんが、解決法の一つとして、今回お話しした『距離感』を意識してみてください。

頭の中をやらなければいけないことでいっぱいにして、必死にそれにだけ集中していると結果として緊張する隙を当てずにうまくいくという場合も人によってはあります。こちらもぜひ一度試してみてください。

最後に

距離感というのはとても大事です。

音で全てを表現するプロの声優さんはまさに距離感のスペシャリストと言えるでしょう。

自分で練習していてよくわからない場合は、バラエティのナレーションでもアニメでも洋画吹き替えでも、ぜひプロの喋りを真似してみてください。

声質が似なくても構いません。真似して欲しいのは『声の大きさ』『言葉の距離感』『テンション』です。

真似すればするほどこの表現にはこれくらいの意識が必要なのかと気づかされます。焦らず引き出しを増やしていきましょう。

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