いつか何々したいと常日頃から思っていても中々行動に移せない人がいます。そんな人に知って欲しいお話です。仕事でもプライベートでも、何かにやりたいことがある人はぜひ最後まで読んでみてください。
こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。
この仕事をしていると様々な職業や考え方の人に出会います。
音楽関係のプロはもちろんなのですが、一般の方で趣味として歌を始めたいと思って行動に移した方もいらっしゃいます。
楽しいね。
一方で、新しいことを中々始められない人もいます。仕事が忙しい、時間がない、お金がない、もう歳だ。理由は様々ですが大体この辺りが理由でしょうか。
結論から言うとタイトルの通り今すぐ始めることが大切です。詳しくみていきましょう。
待ってる限り、”いつか” はこない
いつか海外旅行に行きたい
いつか趣味でギターを始めたい
いつか資格の勉強を始めたい
繰り返しになりますが “いつか” はきません。
お金が貯まったらいつか海外旅行に行きたいなと言っている人は基本的に旅行のための貯金をしない生活をしがちですし、将来的にたまたまお金が貯まったとしても優先して使うものがあると言って結局海外旅行に予算を回さなかったりします。
一方、実際に旅行に行く人は積極的に計画を立てて貯金を始めます。
もしくは ”いつか” ではなく、常日頃からチャンスさえあれば絶対行くぞという姿勢を見せ続けます。積極的に行動に移さない場合でも、優先順位が高い分条件が揃えば即座に行動に移すのが特徴として挙げられます。
そう聞かれたら絶対ではないのでしょうが、他人や運に任せた場合その “いつか” のタイミングも他人任せ、運任せになってしまいます。
いつやってくるかわからない、つまり意図しないタイミングで突如 “それ”がやってきた時、条件が悪ければ先送りしてしまう場合すらあり得るのです。残念なことに、たまたまやってきただけなので次のチャンスは中々巡ってきません。
行動に移せない原因は優先順位
なので結局、行動に移せない人はその行動の優先順位が自分の中で低いことが一番の原因だと言えるでしょう。
やりたいことがあるのに中々行動に移せない人はやりたいことの重要度、優先順位をあげる必要があります。
ではどうすれば優先順位を変えられるのでしょうか。
主役は自分
大切なのは自分の人生の主役は自分自身だということです。
まぁまぁ。
例えば次のお話。
資格の勉強を始めたいのに時間が取れない人がいました。
その方は会社から少し遠い場所から時間をかけて電車通勤していたのですが、よくよく話を聞くと会社の近場に住む場合住宅手当(家賃を一部会社が出してくれる)を中々好条件でもらえることがわかりました。
手当の条件を満たしつつ、現在かかっている毎月の交通費を家賃に回して考えるととても良い条件の物件があったのですぐに引っ越しを決めました。それにより時間に余裕ができ、資格の勉強を始めることができましたとさ。
この人の場合資格の勉強を始めたいのに始められないことで悩んでいました。
理由は時間がないことです。時間を捻出しなければ勉強を始めることはできません。
しかし厳しいことを言うと時間というのは建前のようなもの。もっと広い視点でみると『自分で変わろうとしなかった』から何もできなかったのです。
” 同じ収支の範囲でどこか近場で住めるところはないか “
ただそれだけをしっかり考えればよかったのですが、今住んでいるところを理由に、仕事を理由に、時間を理由に新しいことを避けてきた結果悶々とした日々を送ることになってしまったのです。
クサい言い方をするなら、人生の脚本も演出も主演も全て自分です。最終的にそれで良しとOKを出す監督としての役割も自分にしかできません。他人に口を出されてそれを受け入れたり拒絶するのも自由です。
旅行に行きたい、
でもお金がない、
時間がない、
それを最終的に受け入れている、良しとしているのは自分自身だということを覚えておきましょう。
立派で大義名分のある理由は自分すら騙してしまうことができます。
大切なのは『じゃあどうするか』
それを意識していくことが大切です。
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書き出して優先順位を決めよう
やりたいことがある人へ。
①まずはやりたいことを全部紙に書き出してみましょう。
どんな些細なことでも構いません。
時間を決めて自分が少しでも興味を持っていることを書き出してみましょう。それだけでも自分のことを知れたり、客観視することで新しい発見があったり中々に楽しいです。
現実的かどうかは関係ない
次に、②その中から自分が今強く惹かれていることをいくつか選びます。
この時意識して欲しいのは、実際にできるかどうかは関係ないということです。あなたがどれくらい興味を持っていてどれくらい求めているかを大切にしてみてください。
その上で、③選んでもらったものを現状と見極め “どうすれば実現できるか” を書き出します。
どうすれば〜、に関してもやはり同じです。実際にできるかどうかを気にせず書きましょう。本当に難しい場合もありますが、実現方法に意識が向いたことで意外も簡単に、こうすればできるかもしれないという発見もあるかもしれません。
視点を変えることが変化につながる
結局は視点を変えること、意識を変えることが大切です。
同じことをしていても同じ結果しか得られません。
それは行動だけでなく、考え方も一緒です。
自分の人生を、自分の意識で選択する癖がつけば少しずつあなたの人生の満足度が高くなっていくことでしょう。
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