すぐに自己嫌悪してしまう。自分を責めるのをやめたい。どうして周りを気にしすぎるんだろう。そんなことを考えてしまう人に読んで欲しいお話しです。何もしないで何も変わらない毎日に辛い思いをしている方、是非一度この記事を読んで、挑戦してみてください。
こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。
世の中には生きていて自己嫌悪に陥ってしまいやすい人とそうでない人がいます。
それは一種のナルシズムとも関係があるのですが、ざっくりいうと自分が好きか嫌いか、周りの目をどのくらい気にしているかというところが大きいです。
周りの目が気になってしまう人はこちらの記事をご覧ください。
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自分の良いところを100個あげてみる。
やることはとても簡単です。
ノートとペンを用意してください。
あとは見出しの通りです。『どんなことでも良いので自分の良いところを100個あげてみましょう』
確かに、無闇に絞り出そうとするととても大変です。なので分かりやすくいくつかの項目を用意しました。
1・外見
2・内面
3・技術
4・それ以外何でも
ぴったり均等に分ける必要はありませんが、これで一個あたりの良いところは25個ずつになりました。もし他にも項目を分けられそうだったら自由に細分化しましょう。
制限時間を決めよう
制限時間を決めることはとても大切です。
短すぎない、けど、自分が集中して取り組めそうな時間を決めて挑戦してみてください。制限時間を決めることで絞り出したり、無意識のハードルが低くなったりして良いところが出やすくなります。
もう一度言います。
”どんなことでも” いいです。
指の形がきれいとか、意外に力持ちとか、大好きな飲み物を美味しそうに飲むとか、何でもいいのです。100個を超えるならそれでも構いません。書き出せるだけ書き出してみましょう。
また、長所は短所・短所は長所という言葉があるように、自分の短所は言い方次第で長所と取れる場合もあります。答えに詰まってどうしようもない時はこちらからのアプローチも試してみてください。
意識をダメな所以外に向ける習慣を作ろう
その通り。
ネガティブな人が無理やりポジティブに振る舞うことは性格や思考習慣によってはかえって自己嫌悪が加速することがあります。
しかし、ダメなところに目がいくこととネガティブは別問題です。
同様に、あなた自身が嘘偽りなく意識的に自分の良いところ、良いと思ったところに目を向けることはポジティブとは異なります。
大切なのはネガティブな自分でも良いところを持っているということ。そしてネガティブな自分でも良いところを意識できるということです。
なぜ紙に書くのか
紙に書くということは思考以外に文字を書く筋肉、視覚、その瞬間のその他五感を使って書くことになります。
それにより単純に頭の中で一つずつ挙げていくより強い意識が促されるのです。
意識が促されると強く頭に刻みこまれます。これが無理をせずあなたが変わるための助けになるのです。
やらないよりはやってみよう
何もしないと何も変わらないと思っている方。
どうせ何も変わらないなら、ちょっとだけチャレンジしてみませんか?
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100個書いたからって何が変わるんだと思っている人、その考えは決して間違っていません。”書いたからって変わるわけがない” と信じている人は結局その思考に引っ張られて何も変わりません。
しかし、ほんの少しでも変わりたいという気持ちがあるのなら、もしくは今の自分が嫌いだという気持ちがあるなら、是非この挑戦をしてみてください。
100個というのは決して少ない数字じゃありません。
絞り出している内に “そういう考え方もあるのか”、”知らなかったけど自分はそう捉えていたのか” といったような 『気づき』 も出てきます。
他者に依存せず、自分で自分を認めてあげられるという行動は必ず自己嫌悪からの脱却の助けになります。まずはやってみましょう。
他人をフォローしたり慰めたりする時どんな言葉を投げかけてるか。
そもそもあなたは周りの友人や職場の人の愚痴やネガティブを励ますときにどんな言葉をかけているでしょうか。
それが社交辞令でも構いません。
「頑張ってるのに残念ですね」
「こんな良いところがあるのに」
「こんなことできるのすごいと思うよ」
言い換えれば、これら外見や内面、技術面などの “良いところ” は『相手を前向きにさせるのに多少なり効果がある』と思っているから出てくる言葉です。
また、本心からじゃない社交辞令だったとしても、『それが相手自身や自分の評価にプラスになる当たり障りのない発言』だから選んでいる言葉と言えます。
これは同じ人間であるあなたにも多かれ少なかれ効果があるでしょう。
人に言われたら信じられなくても、良いところを挙げるのはあなた自身です。
最後に
挑戦した上ですぐに効果があるかは分かりませんが、しばらく経っても何も変わらなかったという人。力添えできず申し訳ありません。
ただ、あなたには変わりたいうという気持ちがあり、相手を信じてみようと思う真っ直ぐさ、最後までやり切ってくれた一生懸命さやひたむきさがあります。もし100個の中にこれがなかったら、リストに加えてみてください。
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