自分の人生の満足度を高めたい。どうして自分の人生はうまくいかないんだろう。どうして自分は何をやってもダメなんだろう。そんな思考に陥りやすい人に読んで欲しいお話しです。自己肯定感を高める意識も大切ですが、まずはその前に、自己批判を減らすことを意識してみましょう。
こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。
今回は自己批判を減らそうというお話です。
あなたは自分が好きですか?
そうでないという人は是非この記事を最後まで読んでみてください。上手くいかない原因は、自己批判が強いせいかもしれません。
また、そこから一歩踏み出し、なんとか自分を変えたいという人は次の関連記事をチェックしてみてください。
今の自分が好きになれない。あの人はなんであんな振る舞いができるんだろう。あんな話し方ができるんだろう。そう考える人に向けたお話です。こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。自分のことが嫌いという人は結構います。生徒ねこ[…]
こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。先日うちの猫がこんなツイートをしました(先生はたまに、私(僕)プロになれますか?って質問されるらしいんだけど、これって変だよね?なれませんっていったら諦めつくのかな?なれますって言ったら[…]
自己批判と自己肯定感はシーソーみたいなもの
まず絶対に知っていて欲しいのは、『自己批判』と『自己肯定感』はシーソーのような関係だということです。
意識している方がどんどん重くなっていき、存在感を増すのです。
通常は様々な出来事によってこれが行ったり来たりするのですが、人生が上手くいかない、自分はダメな奴だと自己批判が強い人は反動で自己肯定感がどこかに飛んでいってしまっています。
自己批判が過ぎると打たれ弱くなる
自己批判が増える、すなわち自己肯定感が下がると周囲からの攻撃を防げずダメージを受けやすくなってしまいます。
風邪をひきやすい状態と思ってもいいでしょう。
- 自分はダメな奴だと思っているので他者からの批判をそのまま受け入れてしまいます。そして当然、受け入れると当然心は傷つきます。
- 不安が高まると自律神経にも影響を及ぼします。自律神経が乱れると頭痛や不眠、消化器不全やうつなど様々な変調をきたすようになってしまいます。
- 更には、それにより自分でも追い討ちをかけるように自己批判が続きます。自分は体が弱いダメな奴だ、などといった具合です。
こういう人は人生に対する満足度も下がる傾向にあります。
自己批判が強い人なら経験が多くてご存知のこととは思いますが、自己批判が過ぎて良いことはほとんど何もないのです。
自己肯定感が強いと打たれ強くなる
一方で自己肯定感が高まるとどうなるか。
- 相手の批判はただただ相手の感想として受け止め、取り込みません。単純に心が傷つきにくくなります。
- そして自己肯定感が高いので何にでも挑戦的、意欲的になり、結果としてうまくいった場合どんどん成長につながっていきます。
- また、失敗してもへこたれにくく、自分ばかりを必要以上に責めないので原因としっかり向き合えるため、やはり成長へつながっていきます。
さらに、自律神経が整っている状態は心身ともに健康に保つ大切な要素です。心身が健康的であることは様々な挑戦の足を引っ張らない意味でもとても重要だと言えるでしょう。
自分や他人から批判され続けていないか
自己批判しちゃうの?
……ふと思ったけど猫って自己批判とかするのかな?
しなさそうだね。
人間で自己批判が強い人、言い換えると心をやられやすい人は共通して周りに批判的な人が多い傾向にあります。
厳しい両親や学校の先生、自分勝手な友人知人、友達だけど何をやるにしてもネガティブな感想しか残さない人などがあなたの周りにはいませんか?
基本的に性格は環境によって作られると言われています。
そして、あなたが結果として自己批判の強い人間になってしまっている場合、前述しましたが周りから批判されてもそれを受け入れてしまいネガティブが加速するという負の連鎖に陥ってしまっています。自己批判が止まらない状態ですね。
どうするの?
解決方法は大きく二つ。
周りが変わる、もしくは自分が変わるしかありません。
批判する人は”批判してもいい”と思っている
まずはわかりやすく批判してくる人。
こういう人は単純に、あなたに対して “批判してもいい” と思っているから批判をするのです。
こっちが悪いの?
いえ、批判されている人に問題があるというわけではありません。
しかし批判する側に視点を向けてみると、その批判が正しい正しくないは別として、”自分はこの相手を批判してもいいんだ” と判断しない限り相手を批判することはないと想像できますね。
いかにも柄の悪そうな怖い人が目の前でタバコをポイ捨てしたとしても、あなたの中によほどの信念や正義感がない限りモヤモヤしつつも注意はしないと思います。
あなたが批判される時あなたの方に問題があるかはわかりませんが、批判されたくなければ、相手に少なくとも”今のような批判の仕方はしてはいけない” と思わせる必要があります。(これについては後日記事を更新予定です)
良かれと思ってネガティブなことを言う人
次に善意で足を引っ張ってくる人です。
これに関してはあなたの思考習慣を変える必要があります。
相手の言ったことが全てではなく、相手には相手の育ってきた環境や常識があり、それを下に発言しているだけだということを意識します。
相手は相手の感想を述べただけで、あなたはそれを受け入れることも拒絶することもできるのです。
生徒ねこ外からの嫌なストレスをうけたくないです!***************こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。今回のテーマは外からやってくる様々なストレスへの考え方。誰だってイラッとしたり悲しくなったりしま[…]
どちらにせよ、あなた自身が自己批判をし過ぎてしまい、他者からの”批判”を受け入れてしまってはいけません。
大切なのはあなたがどうしたいか。どうなりたいか。
周りの人にあわせて流されるように人生を作っていくのではなく、自分がどんな人生を送りたくてそのためには何が必要かを意識することがとても大切です。
生徒ねこ人生思い通りにいく人いかない人、プロになる人なれない人、何が違うの?***************こんにちは、ボイストレーナーの入来院真嗣です。プロになれる or なれないに限った話ではないですが、人生は思[…]
自分を変える
自己肯定感を高めたい人は是非、こちらの挑戦をしてみてください
すぐに自己嫌悪してしまう。自分を責めるのをやめたい。どうして周りを気にしすぎるんだろう。そんなことを考えてしまう人に読んで欲しいお話しです。何もしないで何も変わらない毎日に辛い思いをしている方、是非一度この記事を読んで、挑戦してみてください[…]
最後に
自己批判が強い人が変わるには今までの思考習慣を変える必要があります。そして思考習慣は定着するまでに結構な時間がかかります。焦らず少しずつ、コツコツと積み重ねていきましょう。